前職で今も働いていたらどうなっていたんだろう。ってたまーに考えることがある。
転職してもう5-6年経つし気がついたら前職よりも今の会社のほうが在籍期間が長くなっている。
転職当初はまさかこんな長く働くとは思わなかったな〜。
転職のきっかけと悩んだこと
転職のきっかけは、飲み場だったな〜
転職のきっかけは前職の同期だ。当時東京で働いていたけどその時にたまたま辞めた同期と飲みに行く機会があった。今思えば何きっかけだったんだか覚えていない。その同期が辞めてからそんな頻繁に連絡取っていたわけじゃないから今振り返ると不思議だ。その同期との飲みの場で、今の転職先の紹介をしてもらった。話を聞く限り伸びている会社だったし待遇が桁違いだったことに惹かれて転職を決意した。
転職しようって決めた時は、正直不安もあった。初めての転職だし、前職に特別不満があるってわけでもなかったし。転職先の待遇が良いのはわかっていたけど、業績給も込みのため業績給がなかったらおれどうなる??とか今の会社に残ったら順調に出世できるよな〜とか本当に色々考えた。
転職するにあたって「キャリア」や「待遇」についてすっごく悩んだ
特にキャリアという観点ではすっごい考えたのを覚えている。
当時入社3年目か4年目くらいで同期の中でも1番スピードで昇進していて自分でいうのもあれだけど出世街道を歩いていたと思う。
新卒の時に圧倒的な結果をだして2年目には引き続き圧倒的な業績と新人の育成に成功。
3年目も新人の育成に成功と定量成果も定性成果もどこをとってもハイパフォーマーだった。
その結果、人事の部門と営業企画部門を兼務する形で違う畑で業務を開始しはじめた段階だった。その当時は、営業という職種は成長できるけど肉体的にも精神的にも大変でもっと脳みそに汗かく仕事を将来的には行いたいと思っていた。その観点からすると、人事部門と営業企画部門での業務はうってつけてでその部門でも次期MGRとして名指しされていたからそれを捨ててまでもう一度営業職として転職するべきなのかはすっごく悩んだ。
もし転職しない。という道を選んでいたら4年目にはMGRに昇格していたと思う。MGRに昇格できていたら最年少MGRだったしそこで得られる経験は何者にもかえがたくて自己成長にはもってこいだったと思う。ビジネスパーソンとしての能力や経験値で考えると前職でそのまま勤務していたほうが今よりも高いと今でも思う。今の仕事を通じて成長していないわけではないし、それなりに経験もしてきている。だけど前職のほうがそれを上回る成長や経験を積めたんだろうなと思う。
だけど、それと待遇を比較すると話は変わってくると思う。
前職のほうが能力開発も経験値も高く詰めるけど待遇は今の半分くらいだったと思う。これって結構恐ろしいな〜と冷静に思う。転職して5年くらいたって待遇が半分くらいだとすると前職の10年分の給与をこの5年弱でもらってることになる。
当時程仕事に熱が入っていない今、圧倒的に成長できるけど待遇は並の環境よりも成長はほどほどだけど圧倒的な待遇の環境を選択して正解だったなと思う。仕事に前向きで情熱がある時は待遇とかはあまり気にしないし、将来上がればいいな〜と、むしろ前職も世間でいう並の待遇だから別に低いとも思わずその分やりがいあるから頑張る!みたいなスタンスで生活ができるけど、一度やる気がなくなると精神的にはかなりつらい環境に様変わりしてしまう。でもお金はどんな環境でどんなことを考えていようが絶対に必要だし少ないよりも多いほうがいいに決まっている。これは普遍の事実だと思う。そう考えた時に当時の選択は正解だったと思う。不安だったけどリスクを取って転職してきてよかった。