愛嬌と人柄、人によく思われて損しない。戦略的に意図的に自分をよく見せていく。
社会生活をうまくやっていくためには、人によく思われるって大事だと思う。
自分の考え方を改める
関わる人が増えるからこそ、相手に与える印象が大事
社会人になると嫌でも色んな人と関わらないといけなくなる。
自分ひとりで進められる仕事は殆どなくて、必ず誰かしらとコミュニケーションを取りながら進めていくことになる。
会社や部署や担当している仕事内容によっては、話したことがある人だけじゃなくて、今まで会話したこともないはじめましての人とコミュニケーションを取る必要もあると思う。
そして、たいていの場合相手に何かしらの協力をしてもらう必要が出てきたりもする。
それはわかりやすく仕事を分担するとかじゃなくて、自分と相手のメリットが釣り合わずに内容によっては相手にあまりメリットがなく少し面倒だな〜と思うこともお願いをしないといけない場面が必ず出てくると思う。
そういったときに、相手が快く協力してくれるか、そうでないのかはそれまでの自分の立ち振舞によって変わってくる気がする。
何かお願いとか指示されたときに「また面倒くさいこと依頼してきやがって!」と思われるのか、「このひとの言う事なら多少面倒くさいことでもやってあげるか」と思われるのかでは雲泥の差だと思う。
ギバーとテイカー
昔本で読んだ本に同じようなことが書かれていた気がする。
自分のメリットだけに目を向けて相手から搾取しようとする人間や自分のやりたいことを押し通そうとする人間は長い目で見て損をするって内容が書かれていた気がする。
確かに思い返してみると、もう辞めちゃうけど今の上司がまさにテイカー気質。
物事を自分の都合のいいように解釈して進める癖がある。自分の都合が悪いことは無視したり、気まずいことや突かれて困ることは棚にあげて会話をしてきたり相手の立場とか感情を考えずにコミュニケーションを取ってくるタイプだった。
そういうタイプだったからこそ、自分はやらないのに部下には面倒くさいこと指示してくる。
みたいな捉え方を部下にされて評判悪かった。
自分の行動を見直す
最近の自分の行動とか考えやスタンスを改めて見つめ直すと思いっきりテイカーよりの考えをしていた。
組織変革で上司や関わる人間が代わる中で、自分にめんどくさいことが起きないように強気でコミュニケーション取ろうとか、変なこと指示されたら無視しようとか自己都合のことしか考えていなかった。
そのスタンスでいると、相手に協力してもらいたいとき、助けてもらいたいときに助けてもらえなくなるし、回り回って自分が損する可能性があるな〜と反省
それに、自分の視点に立ったときに担当法人の営業から短納期でぶっきらぼうな依頼が来たときとか、ちょっと棘のある言い方された場合受け手としてもイラッとするし、その人のために頑張って上げようと思いがなくなる。そうすると依頼された仕事への対応も結構適当にやってしまったりする。
それって仕事を依頼する側からしたら凄い勿体ないことだよな〜と思う
愛想よくすることのコスパ半端ない
て、考えると愛想よくすることのコスパって半端ない気がする。
相手の気持ちを汲み取ったり考えたりして、コミュニケーション取るだけで「いい人」って思われることができる。いい人って思われるための行動でいうと、相手の気持ちを考えて要件だけじゃなくて一言ねぎらいの言葉を挟んだり、何気ないコミュニケーションを取ったり、お礼や感謝の言葉を伝えたりするだけで十分だと思う。
何も高価な菓子折りが必要なわけでもないし、何時間も接待でごまする必要もないし日々の何気ない行動にプラスアルファするだけで十分だと思う。
そのプラスアルファの行動によって、相手に与える印象が大幅に代わり自分への評価が上がる。
自分への評価が上がるとそれが回り回って自分のところへかえってくるんだと思う。
世の中にひとたらしって言葉があって、人から好かれることが重要なスキルとして存在しているのは人から好かれることが大事だからだと思う。
だけど、ここ最近は人から好かれるという考えよりも攻撃的な態度をとって自分のテリトリーをどうにかして守ろうとする考えになっていた気がする。
人と仲良くなったほうが人生楽しい気がする
自分のテリトリーを守ろうと相手に対して攻撃的な態度を取り距離を作ったり壁を作る人生よりも、相手を受け入れ自分も受け入れてもらう人生の方が楽しいし幸せな気がする。
会社で自分1人が楽しようと色んな方面に毒を吐く生活をしていたら、それが当たり前になっていつの間にかプライベートでも毒を吐いて近寄りがたい人間になってしまうかもしれない。
そうなると、本来は友達や恋人と一緒に色んなところへ行き同じ時間を過ごして楽しい思い出をたくさん作りたいけどそういうことをしてくれる人がすこしずつ周りから居なくなってしまうんだろな〜と思う。確かに仕事でいうと、今の働き方が自由度高くて好きだけどそれを守るために捻くれた性格になるのは話が別な気がする。
それに一生懸命今の自由度高い働き方や環境を守ろうとしても一生続くわけではないので、それだったらいっそのこと一緒に楽しめるように割り切ってコミュニケーション取っていったほうが楽しいし幸せな未来が待っているのかもしれない。
人から好かれたい
それに、そもそもの自分の根底にある考え方は「人から好かれたい」だと思う。
人からいい人って思われたいし、ちやほやされたいし、かまってもらいたい。
この在りたい姿と人に攻撃的なコミュニケーションを取ることはかけ離れているし、攻撃的なコミュニケーションを取っていては人から好かれることは100%ありえない。
となると在りたい姿を実現するためには、相手のことを思って行動するギバーの精神が必要になってくる。
人に好かれたいし、人気者になりたいと思う反面、他人には全く興味がないので性格通りの行動をしていたら人に好かれるような行動にはならないと思う。
会話するときは要件だけ伝えたくなるし、質問に対して答えが返ってこないと「そうじゃない」って話を遮りたくなるし、相手の相談毎は興味ないし。
だからこそ、人から好かれる行動を自然に行えることは想像できない。想像できないので、意識して行動していく必要がある。しかも強烈に。
強烈に意識して習慣になれば、メールで要件に加えてお礼や気の利いた一言を添えて返すことが常にできるようになったり、相手と会話するときに相手を受け入れるような枕詞を入れることができるようになったりできると思う。
性格的に相手にいい印象を与える行動ができないので、戦略的に意図的に自分をよく見せていく。