人材不足解消のために外国人労働者に頼るのも一つの手段だけど、ライドシェアの解禁も手段の一つだと思う。
ライドシェアも正直怖いといえば怖いし、色んな規制がありそうだからそんなすぐに解禁することはできないと思うけど業界のイメージとしてすでに人が集めにくい状態でそこから抜け出せる兆しもないし、待遇を大きく改善できる見込みもないからライドシェア解禁もしていかないと行けない気がするんだよな〜。
あと外国人労働者でいうと、最近は円安なのでこのまま円安が続くといくら外国人労働者に働いてもらおうと規制を緩和したり受け入れの体制を整えても外国人からお断りされる可能性も十分にあると思う。これまでは、出稼ぎ先として選ばれていたかもしれないが日本で働いてもそこまで稼げないってなったら日本で働く意味がなくなるので外国人労働者も減ると思うし。今の特定技能とかで外国人労働者を受け入れている産業って、日本人の就労先としては超絶不人気で困りに困って行き着いた先が外国人採用になっている業界ばかり。
そういった業界はどこの国でも存在する。だけどヨーロッパやアメリカは、待遇を考えると途上国からすると十分魅力的な出稼ぎ先なのでそういった不人気産業でも移民が働き手としてサービスを担えている。この構造をしっかり理解しないと、ただ外国人採用の規制を緩和しただけだと意味がないと思う。人材不足を外国人採用で解消しようと思っているのであれば、日本の経済をもっと成長させて他の国よりも給料水準を高くするなど国としての魅力がないとだめだと思う。時給や月給が自国で働くのと日本で働くのが一緒・ほぼかわらないのであれば日本に出稼ぎする意味ないし。
となると、外国人に魅力的な国として写るように日本経済を成長させないといけないし、人材不足だったら外国人に助けてもらう!という発想を変える必要もあるかもしれない。
タクシーでいうと、ライドシェアの解禁やそもそもタクシーも各エリアごとに需要を満たすのに必要な車両数とかもあると思う。新宿区だったら常時300台は稼働していないと需要をカバーできない、500台だと供給過多とか。そういったデータをしっかりと分析をして、貴重な人材・リソースを必要なときに必要な分だけ用意できるように業務生産性を上げたりするのも必要だと思う。
そのほかにも、もっと大きな視点で考えた時にタクシー=移動手段なのでタクシーに代わる移動手段を浸透させたり。
レンタル自転車とか電動キックボードが最近広がりつつあるけど、あーいったサービスをもっと広めるとか。そもそも都心部でいうと、交通網が発達しているし移動距離が遠くない場合もあると思う。なので、改めて移動手段の定義を考え直さえるような取り組みもありかも。タクシーに乗るとは、どういう時なのかをもう一度見つめ直す。そうすると、本来はそれって別にタクシーじゃなくてよくね?ってのもあると思う。飲み会帰りにタクシーのるおれとか。そうすることで、タクシーでカバーしないといけない需要が減って人材不足でもなんとかなると思うし。ただ、それって交通手段という広い視点でみた時の話でタクシー業界からするとマーケットが小さくなるので売上下がるし既得権益でもあるのでそういった大胆な改革は無いだろうけど。でも、外国人から労働先として選べられにくくなっている今、既得権益がどうとかってのを一回取っ払って考えていく必要がある気がする。もう一度ゼロから作り直すのも大事なんだと思うな〜と日経新聞の記事を読んで思いました2023/12/11タクシー業界×特定技能