5年間の出向をぼんやり振り返ったらしんみりした。|とある日の日常#192

散歩しながら来Qから異動か〜って考えていたらなんかしみじみとした気持ちになった。
2019年から出向して気がつけばもう5年が経ち、出向している状態が当たり前でいつか出向解除されると思っていたけどいざ出向解除ってなるとなんか不思議な気持ちが湧き出てきた。
出向した当初はグループ会社とはいえ、起業文化も考え方も全く違う人達と働くことが嫌過ぎて早く出向解除されないかなって思っていたけどその環境にいる時間が長くなるにつれて耐性がついてしまった。

目次

この数年間をぼんやり振り返る

出向した意味を残せたのか

出向解除という事柄だけで切り取ると別にネガティブもポジティブもないけど、出向中のこの5年間を振り返ると自分自身の働き方とか周囲との関わり方とか出向した意味を残せたのかみたいな観点でいうとなんかいまいちだったりモヤモヤが残ってしまう。出向してじゃないと出来ないこともあったし、大規模プロジェクトを実施できて影響力を多方面に発揮できたのは良かった。

だけど、もと色々できたんじゃないかって思う部分もある。
冷静に考えたら出向して、同じチームではなかったけど同じ拠点で働いていた人たちと解散会みたいなのがあった世界線もあるよな〜と思った。
今回は何もないけど、出向期間中にもっと協力して担当法人に対して色々一緒に汗かき推進していたら関係性も深まって出向お疲れ様でした。みたいな会が開かれていた可能性あるな〜と思った。

そういう世界線を作るというマインドが途中からは一切なくなった。
最初の頃は、頑張って協業しようみたいな思いはあってチャレンジしてみようかなと思うこともあったけど、実際は何をやっていいかわからないしそれをやったところであまり意味なさそうだし、結局お互いがお互いの業績最大化に向けて動いたほうがいいんじゃないかって思ってしまい行動に移せていなかった。
だけど、これをぐっとこらえて些細なことでもいいからチャレンジしていたら彼らとの関係性は変わっていたのかな〜と思う。

その結果業績がどうこうとかそういったところは置いておいて、この自分がある種苦手としている分野にチャレンジする機会はたくさんあった。
しかも用意されたテーマが自分でも具体アクションが思いつかないような、自分にとっては難解なテーマだったのでそこにチャレンジしていたらビジネスマンとしてもう少し成長できていたのかな?とも反省する。じゃあ、どうすれば・・・ってのも振り返った今もあまり思いつかないけど。

自分の悪い癖がぼんやり見えた気がする

今回ちょっと反省してみて、自分の悪い癖がぼんやり見えてきた気がする。
周囲と協業出来なかった理由が大きく2つあって、何でもかんでも自分で進めようとして周りの力を借りない点。

大抵のことは自分で解決できそうな内容なので、本来はその分野のプロがいてもある程度のことはこっちで巻き取って動いてしまったり別に相談しても意味ないでしょって判断をして自分で考えて自分で担当法人に接続して言っていた気がする。自分のやりたいことを社内の人間に共有していなかった。共有するのがめんどくさいし意味がないと思っていた。これは自己認知もあるし、周りを頼ったり誰かと協業するって観点でいうと足枷になってるだろうな〜と思った。

意味がないって思っちゃうんだよな〜。
大体のことが相談しても+@の広がりがないし、だとしたら相談する時間が勿体ないから自分で進めたほうがいいや〜ってなってしまう。
プレイヤーとしてはこれでいいかも知れないけど、来Qからは守備範囲が広くなってこれまで通り自分のアイディアを自分で形にして展開する時間がうまく確保できないかもしれない。
そうなったときに周囲のちからを借りる必要があるので、自分のやりたいことを宣言してその協力者を見つけていくような働き方ができるようになりたい。

もう一つが思ってたことがあったけど忘れちゃった。。。
なんだっけな。

助けてくれた人には感謝

元来人に興味がなくて、ひとたらしとは真逆の属性にいると思う。
なので、悩んでいる人・困っている人に敏感になり手を差し伸べて助けて上げたりするのが凄い苦手だしあまりできない。今回の出向云々で考えたときにそれはそれで仕方がないとして、自分から助けた人はいなくても、自分を助けてくれた人はいるのでそういった相手から受けた恩みたいなのは人に興味がない人間だけど大事にしたいし忘れないようにしたいと思った。

今は異動しちゃって別組織になっちゃったけど、当初一緒に働いていた人で気軽に飲み会誘ってくれたり色々気を使ってくれた人がいる。
そういった人がいて最初は本当にありがたかった。それを今でも覚えているってことは、当初はもっとありがたいと思っていたと思う。

相手からすると当たり前のことで特別なことをしたつもりがないかもしれないけど、受け手側としてありがたくて感謝していることに関してはちゃんと相手に伝えて行きたいなっておもった。
困っている相手に対してだったり、万人に対して好かれるようなことをいきなりするのはなんか難しそうだな〜って感じるけど、自分がしてもらった恩に対して感謝を伝えることについてはできそうな気がする。

来週が最終週になるので、来週はお世話になった人にメッセージ送ろうと思う。
もうどうせ会う機会ないだろうし、送っても送らなくても一緒でしょって思う部分はある。実利でいうとその通りかもしれない。だけど、こういった行動を習慣化していうことで人間性が少しでもいい方向に傾いて行くのも事実だと思う。今回のメッセージ送ることは実利としてはないかもしれないけど、こういった行動の積み重ねが相手に好かれる人間性を育んでいくと信じる。

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