アルゼンチンのインフレ率が恐ろしい

アルゼンチンの11月インフレ率が161%とという記事を日経新聞でみた。インフレ率161%って冷静にやばいと思う。一年前と比べて、物の値段が1.6倍って恐ろしい。実際に生活しているとどんな感覚になるんだろうか。今の日本はインフレ率2%を目標にしているけどなかなか達成できない状態で、日本にいる身からすると一年前と比べて物価が1.6倍になっている状態が想像できない。日本では、お菓子とか食料品が数百円値上がりするだけでニュースになっているけどアルゼンチンはそのレベルじゃないよな。これが、一時的な影響で12月にはインフレ率が下がっていればいいけどそうじゃなかったら生活できない人とか出てきそうな気がする。インフレ率が上がるのと同じように賃金も同じ割合で上昇していたら全く問題ないと思うけど、賃金は上がらずに物価だけ上がっている状態だったら最悪。きっとアルゼンチンはその最悪な状態な気がする。賃金が上がっても全員が上がるわけじゃないし、貧困層はより貧困層になって抜け出せなくなりそうだしそもそも生きることすらままならない状態に陥りそう。

小中高生の時は”不況”という言葉を知っていたし、世界恐慌を社会の時間で習ったりリーマンショックがありテレビでずっと報道していたりしたので少なからず不況と呼ばれる経済状態の時に生きていた。ただ、大人になるまで不況と言いつつもどこかそれって現実感がないというか、戦争と同じで戦地にいないと他人事で実感がないように経済不況に対しても同じような印象を持っていた。世の中が不況と煽るけど自分自身の生活が大きく脅かされたりなにかダメージを追ったり制限されたりってことがなかったからピンとこない自分がいた。

だけど、コロナが来てからはその感覚がかわり不況とか経済の状態を今までよりも肌身で感じるようになったし、株価とか金利とかそういった金融相場の変化にも敏感になったり興味を持ったりするようになった。知るようになってから、思ったのが全員が不況とか苦しい状態に追い込まれるわけではなくて苦しい状態に追い込まれている人とは真逆で、儲けたり資産を大きく増やしている人もいるんだなって実感した。コロナの時は外出制限があったので、学生とかアルバイトの人はそもそも働けなくて収入が途切れてしまったけどリモートワークできる人は収入が途切れることがなかったりマスク業者や転売を行っている人は恐ろしいほど儲けたり、ネット系のサービスを展開している業界とかフリーランスとかも儲けたり働くという観点でも苦しんだ人もいれば景気が良かった人もいる。資産という観点でも、コロナショック後の株価上昇にあやかって大きく資産を伸ばしたり、直近の金利相場にうまく順応して資産を増やした人もいる。

自分自身に関しては、働くという観点ではコロナの影響をあまり受けなかったし資産においても多少は失敗したけどコロナのおかげで本格的に資産運用を始めることができた。
どれもこれも、世の中の仕組みを理解していたり、ちょっと先を読む力だったりがあれば苦しんでいた人も真逆の立場に入れたんだろうな〜と思う。学生でも空いた時間にWEB製作のスキルを習得してフリーランスで働いたり投資に関してもコロナが簡単に収まることないし、一度強制された生活習慣はなかなか戻らないってのを予想できたら上昇銘柄の恩恵を受けることができただろうし。

それができるかできないかって人生においてすっごい大事なんだろうなって思う。それができれば資産を大きく増やすことができるし。資産が全てじゃないって人はこんなの気にしないかもしれないけど。
この差に気がついて自分自身は、資産を増やす側に立ちたい。そうなると大事なのは3つくらいありそうだなー。

1つが、チャレンジすること
世の中の流れに乗るってことは、自然と乗れることもあれば自分から乗りに行かないといけない場面もある。その時に、流れに自分から乗りに行くにはリスクを取る覚悟が必要なんだろうな。投資でいうと資産が減るかもしれないし、、、っていうリスク。
2つ目が、流れに気がつくこと
チャレンジする勇気とか覚悟があっても、そもそも流れに気が付かなければ流れに乗ることができない。投資の世界でいうと、コロナショックで各国が給付金だったり国債を発行して株を買ったりと国が持っていたお金を世の中にバラマキまくっていた。この流れにまずは気が付かないといけないし、この流れがどういう結果をもたらすかも気がついてなければいけない。お金をばらまいているな〜助かるな〜って思ってるだけでは不十分。お金をばらまいて、そのお金が株式市場に流れてくるな〜って予想までセットで気がつく必要がある。これはコロナ禍での強烈な実体験で感じたこと。コロナ禍でアメリカが給付金出したりしたときに株式市場に流れて株価が上昇するみたいなニュースを見ていたし、実際に株価が上がって「へ〜やっぱなんとなるんだ〜」くらいの感覚でニュースを見ていたのを覚えている。でも、世界にお金が余っている、行き場のないお金、みたいな表現についてはあまりピンときていなかった。だけど、日本でも給付金が支給された時に「今別に現金そこまで困ってるわけではないし、ちょっとした臨時収入だしどう使おうかな〜、減ってもいいし投資に使ってみるか」って思って初めて米国個別株を買った。この時に、初めてお金があまるって感覚がこういうことか!って思ったのを覚えている。多分、投資している人って、生活にある程度余裕があって投資に回すも元手がある人だから資産家の多くが自分と同じ感覚を持っていたんだと思う。そうなると、1人10万でもそう思う人数が多ければ多いほど莫大な金額が株式市場に流入するってことだと思う。

それに、株価が強烈に下がった時って政府が結局なんとかするんだろうなってのも今回ので大きな学びだった。
株価が下がって倒産する人が増えたら、失業者が増えて経済が回らなくなるってのが今回のコロナで身近に感じたからその状況は政府としてあらゆる手を使いながら回避しにくわな。って思った。こういった形で、世の中におきている事象とそれがどうなるかを論理的に考える力を身に着けて流れに気がつくのが大事だな〜と思う。

3つ目は、流れを見逃さないこと
流れに気がつくとはまた少し違った角度で、お金を増やす流れというかタイミングって世の中に沢山あるんだと思う。その流れが大きか、小さいかは別として。そうなった時に、大きな流れに気がついてそれに乗っかれるようにしておくのも大事だけど小さいけど大事な流れに対しても同じ用に乗っかれると良いんだろうなって思う。

こんな感じで流れに乗るためにはいくつか大事なポイントがありそう。
でもこと経済については、この数年で市場にお金が沢山出回る相場からそれを一気に回収しにいく相場を体験できたのは強い。本やネットで読むのと、実際に体験するのでは養われる感覚が全く違う。なので今後同じ用なことがあれば全力で乗っかれるし、逆に今は各国が金利を引き締めてお金を回収している。その成果が少しずつ出始めているので、次にどんな展開が来るのかをなるべくリアルに考えられるといいんだろうな。そうすれば、それにあった投資先が見つかるだろうし。インデックス投資とかは相場関係なしだけど、他の投資形態は良いときもあれば悪い時もあって経済の流れに逆らわずに乗っていかないと資産を大きく減らしてしまうリスクあるんだな〜と学んだ。2023/12/14


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