最近TikTokerをみていると、霜降り明星のせいやのものまね動画がよく流れてくる。
霜降り明星せいやのモノマネ動画をみておもったこと
今日流れてたのは電車の中で寝ていたサラリーマンが起きたときに若干キレてる。的な内容のものまね動画。
毎回爆笑!!って感じにはならないんだけど、あ〜確かにあるある!とかわかる、わかる!みたいに地味におもろくて笑っちゃう感じ。
こういう動画見ていて思うのが芸人さんの着眼点ってすごいよなって思う。せいやが真似しているジャンルの人って、特別な人しか共感できない人物じゃなくてふつうの生活していたら一度は必ず見たことがあるような人をものまねしている。
日常のさりげないシーンとかをものまねしている。せいやだけじゃなくて他の芸人も、日常のさりげないあるあるをネタにしてコントや漫才をやっていたりトーク番組のエピソードトークに使ってたりする。
これって結構すごいことだと思う。 多くの人が素通りしたり、見慣れた光景だから何も思わないけど冷静に考えたらこれおかしくない?面白くない?という内容でそれを見逃さずに芸の肥やしにしているのはさすがすぎると毎回思う。
素人の自分でも洞察力鍛えれば同じことができるのか?
日常生活の中で、何か面白いこと無いかな〜とアンテナ張りながら活動しているだけであそこまでネタ作りの要素というかきっかけを発見できるものなのだろうか。。。 なんか面白いことないかな〜とアンテナ張って生活したら芸人と同じように面白い出来事に出くわしたり発見できるのだろうか。。。
答えはNoな気がする。 全く同じ事象に出会ったとしても、それがねたになる!と感じない気がする。
たとえ、面白いことないかな〜とアンテナを張っていたとしても。
それは多分おもしろいと感じるアンテナの性能が違うからだと思う。
抽象と具体を行ったり来たりさせるスキル
芸人は面白いという抽象的な事柄をもう少し論理的にとらえていると思う。
全く例えが思いつかないけど、面白い=予想-実際の結果の差分みたいな感じで日常生活の中で固定観念というか、これはこうでしょ。と考えていることとか思い込んでることがあるとする。
それと実際の結果が異なることがたまに存在する。そのGapが新鮮で面白いみたいな感じ。
あの見た目であの声?とかめちゃくちゃ自信ありそうで見るからに強そうなのに実はめちゃくちゃ弱かった。とか。
そういった方程式が何通りも芸人の頭の中には存在していて、日常生活で起きる出来事を無意識のうちにその方程式に当てはめて物事を見ている気がする。
だからこそ、同じ出来事に普通の人と芸人が遭遇しても芸人のほうが面白い出来事に気が付きやすいんだと思う。
一般人は、そもそも何がどうなったら面白いのか。という方程式が無いし、あったとしても日々の出来事をそれに当てはめて考える癖がついていないから目の前の出来事が面白いと気が付きにくいんだと思う。
さらに、芸人の場合は気が付きやすいに加えてどの方程式に当てはめたときに面白いか。が自分の中ではっきりしているからそれをエピソードトークとして話すときも話の構成を組みやすく色んなエピソードトークが自分の中にストックされていくんだろうなと感じた。
これって芸人だけじゃなくて、色んな分野のトップの人は無意識に同じようなことを頭の中でやってる気がする。 起業家だったら、日々の生活の中で常に事業のヒントを探してそうだし、4000文字チャレンジのためにネタ意識することと、色んな抽象的な事柄に対して方程式を考える癖をつけてみようとTikTokerを見て思った。