昨日は戦略部長から急に電話がかかってきて営業戦略の相談MTGを実施した。
今日はちょっと真面目な話
頼られて、言いたいことが言える関係性ってありがたい
急でびっくりしたけど、こういった相談が個別に来ることは頼られてるって証だと思うし相手の戦略の中に自分の意向を組み込めるから非常にありがたい。今回でいうと顧客資産をいくつかのセグメントに区分を行ってセグメントごとの営業方法等を一緒に議論。まず先方から考えている営業方針を共有頂いてそれに対してフィードバックやアドバイスをする流れでMTGを進めたが、考えて頂いた営業戦略がなんとも言えない中途半端な感じが正直した。なので思っていることを結構ストレートに伝えたり、もっとこの観点で戦略を考えたほうがいいんじゃないか?とアドバイスを行って納得してもらえる部分も多く戦略に組み込んでくれそうなので良かった。
ただもし今回この相談がなければ、営業戦略がすっごい微妙な戦略になっていて行動量を増やしたところで結果に結びつかなそうな内容でもあったので危機感を覚えた。
でもここってすごい難しい問題で、こういった戦略を考えるいわゆる営業企画的な部署がない会社はそもそも今回のように整理された営業戦略を会社として考える人がいなくて当然考えることもなく動き出してしまう。
だから今回は考えてくれる人がいることがそもそもありがたいし、それ自体に感謝しなければならない。
戦略策定のスピードと質のバランスって難しいね。
その上で、戦略の質でいうともう難しいな〜と思う要素は今回でいうと2つで、1つは考える時間、納期、スピードだ。今回は早急に戦略を仕立てて実行していかないと行けないから、内容を詰める時間がなかったりもしたんだと思う。スピード感優先である程度これでいけそうじゃない?という感覚あればそれの裏取りとかより質を高めるという作業を省いている印象だった。それはそれで正解だと思う。今回こった戦略を考えてそれを実行するためのツールを新しく作って・・・とかしていると時間がいくらあっても足りなくなるし。もう1つの点が戦略実行者のレベルだ。正直どんなにきれいな戦略を描いても、それを実行するメンバーのレベルが低かったら絵に描いた餅になってしまうと思う。絵に描いた餅にさせないために、戦略とセットで行動の仕方も1から10まで設計してそれ通りにメンバーを動かすことができれば話は別だけど・・・メンバーの行動に裁量をもたせればもたせるほど、行動者個人の能力に頼ってしまう部分が多くなり行動に紐づく結果もメンバーの能力に左右される様になってしまうと思う。
それを踏まえた上で今回の戦略の中身を考えると、及第点だったかなと思う。すっごい上から目線だけど・・・
戦略の質を上げて実行者の行動も型化していく方向でいうと今回は時間が足りなすぎる。時間が足りないから、戦略遂行の部分はメンバーの力量に合わせていくと絵に描いた餅になる。だからその中間で、この短期間で用意できるレベルでメンバーの行動の質を担保するツールを作り、立てた戦略を実行するための100点満点の動きはできないけど50点の動きは全員ができる。というような内容だったかな。
そう考えると、すっごい良いように感じるけど今後事業成長させて行くためにはこのレベルで満足してはだめだと思うし、このレベルをどう上げていくかが担当としての指名だと思う。
でも逆にレベルがあまり高くない組織を短期間でゴリッと大きく動かすためのエッセンスは今日学んだ気がするのでこれはこれで頭の片隅に入れておくことにする。そしてどっかのタイミングでそれを活かせるようにする。
もしかしたら4,000文字チャレンジが仕事に活きてる?
よく仕事のできる人は具体と抽象を行ったり来たりさせることができる。みたいなのをビジネス本とかで書かれているのを読んだことがある。
個人的にはまだそのレベルに至ってないけど、このとにかく文章を書くというトレーニングを通じて具体と抽象を行ったり来たりさせる能力も養われていくかもしれない。今日のMTGでの出来事(具体)に対して思ったこととか感じたことをブワーと文章で書き出していく(抽象化)ことで、今日の出来事という具体的な内容の中にある要素を抽象化して考えることに繋がり抽象化できたらこれって他の部分でも活かせそうだよね?が思いつくことにも繋がって具体→抽象→具体の流れが自然と頭の中で行われる気がする。今は文章書きながら意図的に行ってるけど、これが慣れてきたり回数をこなしていくことで無意識のうちにしかも瞬時に精度高く行えるようになるんだろうな。
なんかビジネスパーソンとしてもっと進化できそうだし、成長していきそうだなってワクワクしてきた
この4000文字チャレンジ毎日ちょっと重たいな〜と思うけど、メリット半端ない気がしてきた。
これを1年間続けたらものすごいことになってそうな予感。