そもそも、なんで日本と海外でこんな違うんだろう。
同調圧力大っきらい
昭和的働き方から脱却しつつあるけど、、、
最近になって働き方改革とかワークライフバランスとか在宅勤務とかいろんな言葉が出てきて、いわゆる昭和的な働き方をする企業は減ってきたと思うし、色んな制度自体は結構充実してきているようにも思う。
だけど、その制度をしっかりと使いこなせているか?とか取引先が自社には無い制度を導入している時にその制度に対する理解とかは少し薄い気がする。実際に有給休暇が付与されているけど、それをフルで消化している人ってほとんどいないと思うし、会社によっては有給が取りづらかったり、有給を取る理由を上司に説明しないといけなかったり、サービス業では有給取るために代わりにシフト入れる人を探さないといけなかったり「明日有給取ります」と軽い一言で有給を取得できない企業も多いと聞く。今の会社は幸い、それはなくて気軽に有給取れるし有給取った時の周囲への申し訳なさみたいなのは殆どない。むしろ別組織だとガンガン有給とるし、有給は取得してあたりまえ、関わる相手が休みだったらそれは仕方ない、お互い様。みたいな雰囲気がある。これは非常にありがたいし、他の会社もこうなればいいのにって思う。
おれたちもやってるからお前もやるよね?同調圧力Japan
今の会社みたいに、有給は取って当たり前、有給とって仕事がストップするのは仕方がない。という雰囲気とか考え方ではなく、何が何でも仕事が最優先、お客様の言うことが1番大事!みたいな企業風土・文化の企業からすると理解できないし、自分たちと同じことを相手にも求めてくるからそれが厄介なんだよな。多分。自分たちは、休まずにお客様の依頼を最優先でいつどんなときも、何なら休みのときも対応します。それが美学なんです!という価値観で動いている。それはすごくいいし、勝手にやってくれ。と思うが、問題は自分たちがそれを取引先にも求めてくることだと思う。我々は取引先に対して、こんな手厚くサポートしているんだからあなた達も私達に同じように接してくださいね?と言わんばかりだ。
それは本当に迷惑だし、間違っていると思う。
また、そういう美学というか価値観の企業ではなくても多くの企業が取引先をリスペクトしすぎて相手の要望に対して断る!ということができていない気がする。相手の要望を断れないから、生産性のない仕事をしないといけなくなったり、短納期で納品しないといけなくなり長時間労働が発生したり。相手からちょっと厳しい要望があったら、普通に断っても良いと思うし、別料金を請求してもいいと思う。そうして行かないと、労働者の幸せはいつまで立っても上がっていかないし日本人の働きすぎ問題は解決しないと思う。それに、低料金で過剰サービスという構図になり企業は儲からなくなる。低料金なのに、それを提供するための人件費がかさみさらに利益率が下がっていくみたいになっている。
これは本当によくないと思うな〜。そんなんだから日本のGDP上がっていかないし労働者の給料も上がらないんだと思う。中小企業はどうかしらんけど、大企業は利益追求だけじゃなくて社会の目もあるから従業員の幸せとかも少しは考えていると思う。そうであれば、色んな制度を充実させるだけじゃなくて会社として取引先に対して要望したり要望を断ったり必要あれば別料金を請求したりしていいよ。と方針を明確にして従業員に周知させるのもありな気がする。
実際に、ちょっと前にAmazonとヤマト運輸色んな交渉をしていたようにどんなに大手で重要な取引先だとしても、取引内容が従業員を苦しめているならそれを改善するために取引内容を見直す必要はあると思う。
そんなことすると潰れてしまうという企業も中にはあると思う。特に製造業の下請け会社とか。正直そういった会社は潰れてしまってもやむなしな気がする。事業を存続させるために、割に合わない契約を無理強いさせられて苦しい思いするのはおかしいと思う。ただ、こればっかりは当事者にならないとどうかわからないけど。