自分の居場所・コミュニティー| とある日の日常#69

昨日もヒカルのYoutubeをみた。
昨日の動画でも、「たしかにな〜」というか何だか自分自身も経験があり納得する話があった。

目次

自分の居場所・コミュニティーを作る大切さ

お金があるから心が満たされるわけではない

経営者とかでお金を稼いで、好きなもの食べられるし、好きなもの買えるし、好きなときに好きなことができるようになったけど、なんだか心が満たされないときがあるって話が妙にしっくりきた。
動画では、ヒカルとか経営者の人が「若い時にお金を稼ぎたいと思ってがむしゃらにがんばって、お金を稼げるようになった結果、物欲も満たされた。だけど、寂しさとか孤独に感じることもあるし、心が満たされないときがある」って話していた。
自分自身、ヒカルとか経営者みたいにたくさんのお金を稼いだわけじゃないけど世間一般のサラリーマンと比較したら高収入で自由に使えるお金も多い。
その中で同じような感覚を持ったことがあるし、今も若干感じている。

孤独に感じるってのは、まさにそうで急にお金を稼ぎ出した場合変なお金の使い方をしてしまい気がついたら余計孤独感を感じるってことになるんだろうな。
お金を持ち始めると、お金を稼いでいることが一種のアイデンティティーというか自分の中で誇れるポイント、自慢したいポイントになっていくんだと思う。特に「稼ぎたい!」とかギラギラした人は。
そういった人たちは「お金を使うこと」が自分を認めてもらえたり、評価してもらえる行為と思ってしまい、自分の承認欲求を満たすためにお金を使うことになる。
ハイブランドのアクセサリーとか服とか自分がこれまでほしいけど手が届かなかった物を買い漁るのもそうだし、よくあるのが飲みの場に通うようになることだと思う。

自分の居場所はどこなのか・・・

飲みの場って、「太客」という言葉があるようにお金を使う人は喜ばれるし、スタッフはお金を使ってるお客様の承認欲求を満たして上げるようなコミュニケーションを取る。
お金を使ったらちやほやされるし、自分を褒めてくれるような会話をしてくれるし、他のお客よりもお金を使うことで「自分が勝っている」と更に承認欲求が満たされていくし、無限ループに突入していく。

飲みの場に通う人は、承認欲求を満たすのもそうだけど所属コミュニティーが少なく自分の居場所を探している人も多いんじゃないかな〜と思う。
大人になると、新しい友だちを作ったり、新しい知り合いを作る機会が極端に少なくなる。だから独身の場合、所属しているコミュニティーが「会社」だけって人結構いると思う。
もし結婚していれば、「会社」というコミュニティーに加えて「家庭」というコミュニティーが加わり、そこから派生してママ友とかパパ友とか新しいつながりが生まれていく。
経営者の場合「会社」というコミュニティーも属しているかというと微妙なところもあると思う。一人だけ立場が違い過ぎて、浮いてしまうこともある気がする。

そういった人の視点で考えると、飲みの場が自分の居場所だと錯覚してしまうのもわかる気がする。
何度も通うことで、顔なじみのスタッフが増えていくし、会話も重ねることで距離も近くなっていく。そうなると、あそこにいれば「知っているあの人がいる、しかも自分を持ち上げてくれて楽しいし!」とお店が自分の承認欲求も満たしてくれると同時に居場所だと思ってしまうんだろう。でもお店からすると、お客はお客で同じコミュニティーの一員として考えてないだろうし、お客様の承認欲求を満たしてあげるのは仕事だから。と考えていると思う。

そして、物欲も満たされたし、承認欲求も満たされた状態でふと考えたときに昔欲しかったものはすべて手に入れたけど、思っていた感情にはならずなんか満たされていない自分に気がつくんだと思う。
これは自分自身も多少経験したというか、感じたことがあるし、今も若干感じていることでもあるんだよな〜

で、これに対してやっぱり所属コミュニティーを増やすことは解決策の一つになる気がする。
友達でも家族でもなんでもいいから、お金ではなくて自分の人間性で作れるコミュニティーをつくることが大事なんだろうな〜と思う。

共通の目的を持つ仲間

そのほか、動画の中でなるほど〜と思ったのが「共通の目的」を持つこと。
一人での目標、例えば年収1000万とか1億稼ぎたいとかフォロワー1万人とか自分自身が頑張ることで達成できる目標だけじゃなくて、誰かと共通の目標を持ったほうがいいらしい。一人での目標だけの場合、目標達成したあと次何しようかな〜と空白の期間が生まれたり、達成するまでのプロセスだとか達成したときの喜びを分かち合う人がいないのが問題。一人での目標だけじゃなくて、共通の目標を持つことで目標達成までのプロセスを一緒に経験して、結果が出たときには一緒に喜べる。これがすごい大事で、それの副産物でコミュニティーに所属できたりコミュニティーを作れたりするんだと思う。
経営者の場合、色んな場に顔をだして誰かと新しい事業を動かすビジネスパートナーから始まって一緒に事業を運営していくなかで絆が深まり友達になっていくような感じだ。

サラリーマンの場合はどうなるんだろうか・・・
新しい事業ってわけにもいかないし、好きなアーティストとかスポーツチームとかがあったらファンクラブに入ったりするのかな?
所属するコミュニティーを増やすならそれでいい気がするけど、一緒の目標とかだとどうなんだろう。でもそれもファンクラブでいいのか、ファン同士で仲良くなれば応援しているチームの優勝が共通目標になって毎週の試合結果を楽しんだりできるし。兎にも角にも、家に引きこもってないで外部の人間と話す機会を増やさないとだめってことだ。

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